クルージング
謹んで新年のご挨拶を申し上げます
旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
元旦の天草は風は強いものの、5年連続で素晴らしい快晴となりました。
2026が皆様にとりまして本日の青空のように平穏な一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
2025年熊本県は台湾の半導体メーカーTSMCの第1工場の稼働開始、第2工場の着工、熊本空港は日本有数の国際空港に変貌しました。様々な要因から上海便・香港便が運休になっているものの、ソウル、釜山、台北、高雄、台南と東アジア各地との繋がりが強固となり、福岡空港に次ぐ九州の重要な空の玄関口となっているのではないでしょうか。空路だけでなく鉄路においても今年はJRグループ6社による熊本デスティネーションキャンペーンが7月〜9月に開催されます。JR三角線と接続運航をする当社の定期航路天草宝島ラインもキャンペーン中の重要な役割を担わせて頂く予定です。
創業50周年に向けて
1977年9月に創業した当社は2027年10月期で創業50年を迎えます。現在50周年に向け社運を賭けたビッグプロジェクトを進めており、それに伴い事業拡大のため採用を強化しているところです。2024年に地域経済への貢献を表彰するPOTLUCKAWARDでグランプリを受賞、2025年はジャパン・ツーリズム・アワードの観光庁長官賞を受賞するなど、国内でもユニークな水辺のまちづくり会社として確固たる地位を築きつつある当社にジョインしたい方はぜひエントリー頂ければ幸いです。
本年も当社が掲げるミッション「海の感動で人生を豊かに」の通り、天草の海の素晴らしさ、付加価値、ヒストリーとストーリーをお伝えし、海の感動がお客様の人生の豊かさに繋がることを目指して参りますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
復興支援企業への成長を目指す
昨年も新年のご挨拶で自然災害のノウハウの共有について触れさせて頂きましたが、2025年8月11日に当社がある上天草市は豪雨災害により甚大な被害が発生しました。一方で当社は素早い復旧と情報発信により受け入れ体制の回復が早く経済的なダメージはほぼございませんでした。これは当社として熊本地震・熊本豪雨で積み重ねてきた知見と経験があったからこそと思いますし、この経験に関しては大手コンサルティングファームにも圧倒的に勝ると自負しております。今後はセミナーなどで広く浅くノウハウを共有するのではなく、被災企業の事業再生に特化した支援業務に取り組んで参ります。
ローカルからグローバルへ
2025年の訪日外国人数は初の4000万人越えとなりました。今後もさらに増加するのは間違いはありませんが、大きな課題があります。政府として三大都市圏に集中している状況を是正し、地方へインバウンドを分散させることに取り組んでいますが、当社はそれ以上に三大都市圏・地方に限らずインバウンドが訪れている地域が偏在していることが課題だと考えます。地方としてはインバンドが好調である熊本県において、その実態は熊本市と阿蘇地域にほぼ偏っており、県北や県南、天草地域はまだ少ない状況です。当社は年間数万人のインバウンド乗船実績もあり順調な状況ですが、99%が日帰り客であり天草地域への波及効果は小さい状況です。SNSの発達により広域ではなくピンポイントで訪問する傾向がより強まっています。その課題解決のためにもエリアの魅力を向上させ、点ではなく面としてお越し頂けるよう当社としてまちづくりに積極的に関わり、天草地域だけでなく熊本県全体に集客できるような支援業務にチャレンジを行います。
最後になりますが、観光は平和産業です。
世界においては紛争がない、国内においては災害がない平和な1年になることを切に願うと同時に、運輸事業者の使命である安全安心の運航に全力で取り組んでいく所存です。
本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
2026年 元旦
株式会社シークルーズ 代表取締役 瀬崎公介







